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2007年3月23日 (金)

中国のお土産:つづき-2

今日は、もう一つのお土産、上虞(シャンユー)市の歴代書家の作品集について…。

Shangyu4 これを頂いた日本梁祝文化研究所・所長、渡辺先生のコメント:
「上虞は歴史あるところらしく、すぐ隣が紹興で、寧波を含めて、この一体がいろいろ出てくる会稽です。」

先日も少し書いたけど、梁祝愛情故事の舞台と、書芸術の発祥地が同じ時空であったとは!!

頂いたこの作品集には、時の総理大臣で書家「謝安」が載っているのです。(下の写真)

Shangyuup中国・六朝(りくちょう)時代(四~五世紀)は、芸術としての書が確立された時代。
(東晋の)王羲之による「蘭亭序」は(永和九年…会稽山陰の蘭亭に会す…で始まる)あまりに有名な書ですが、この曲水の宴会には謝安を含め、会稽群の名士たち41人が呼ばれ詩を作ったのです。

その詩集の序文(蘭亭序)を書いたのが王羲之。

謝安と王羲之(右軍将軍)は肩を並べる名門で、かなりの交遊があったそう。つまり、
この上虞(シャンユー)というところは、千数百年に渡る書の源みたいなもんですねー。

ちなみに、「蘭亭序」は、歴史上どんな名高い書家でも、今日でも、これを学ばなかった書家はいない、しかしその真筆は写しさえもこの世にない。という幻の書です。

唐の太宗皇帝は王羲之の書をこよなく愛し、「蘭亭序」はもちろんのこと彼の書は全て自分の棺と共に葬ってしまったそうです。また、これを書いた王羲之本人が、その後何度書いてもこれ以上うまくは書けなかった、など色々な逸話が残されています。

ちなみに、私の雅号「梦羲」はこの羲をもらいました。
ちょっと恥ずかしいけど…(^^;ゞ

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