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2008年7月14日 (月)

北京故宮・書の名宝展

Kokyukiji 江戸東京博物館で明日から始まる、(北京の)故宮博物院・書の名宝65点展示会。
目玉は何と言っても王羲之の最高傑作「蘭亭序」、日本初公開です。(写真左上の書)

蒋介石が名宝を台湾(故宮博物院)に持ち込んだのは有名だけど、この「蘭亭序」は北京にあるのですね。でも本物(王羲之の書)は唐の太宗皇帝が副葬してしまい、あるのは後人が写したもの。つまり複製、それでも名宝なのです。

この辺の事は調べればすぐにわかることだし、王羲之、蘭亭序くらいは書をやってない人でも聞いたことがあるでしょう。

この書の解説してもしょうがないので、ちょっと別の観点から書きたくなりました。
日中文化交流の会」日本代表の私としては出番です(笑)

唐の太宗は王羲之の書をこよなく愛し、この世にある彼の書を全て集めさせ、真蹟は何一つ残っていないという史実は、「芸術的価値」という物を考えさせられます。
尤も、全てを独占ししまいにはお墓に埋めちゃったというのはかなり問題だけど?この当時、書なんて芸術でも何でもなかった訳で、それでも良い物に価値を見出し愛する。

実は、これが芸術の原点なのでしょう!?
現代では、(お金にならなければ)考えられないこと?だとしたら寂しいことです。

次に、渡辺明次先生が去年日本に紹介した「梁祝(リャンチュウ)愛情伝説」。
あの時代と舞台がここだったのです。
つまり、王羲之が「蘭亭序」を書いている時に起きた、若き2人の事件?だというのです。この事は、日本はもちろん中国の歴史資料にも恐らくないでしょう。

Kokyu歴史を紐解くと文化が繋がる?素晴らしい!

考えてみると、このブログには書以外にもこの関連の事をたくさん書いてきました。

先月も北京・故宮博物院に行ってきたけどこの書は公開されていないので、今回は是非観に行きたい。
他にも唐~清朝までの真蹟が展示されるようなので楽しみです。(^^)v

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