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2008年11月 5日 (水)

できそこないの男たち!

先月、「本が売れる理由」というタイトルで紹介した『生物と無生物のあいだ』の著者、
福岡伸一さん(分子生物学者)の新刊本です。

Fukuokabook_2 「できそこないの男たち」って何だ!

って思いつつページをめくるたびに、
そうなんだ~、悲しいけどそうなんだ~、でした(笑)

本来、全ての生物はメスだったそうで、生まれてくる子はクローン。と言うことは環境の変化で絶滅の危機が起りうる。

それではまずい、とオスが作られた。

そのオスはメスを改造して作られた(粗雑に…)。つまりカスタマイズされたものには不整合や不具合が多く、正に「できそこない」なのです。
(受精後約7週間経つと女の生殖器が男の性器に変わっていく様子が図入りで詳しく)

つまり男の使命とは、ママの遺伝子を誰か他の娘のところへ運ぶ、単なる「使い走り」。

「そんなことはない、男の使命は他にもたくさんある筈だ!」
という疑問にも、また男が短命な理由も、見事に(生物学的に)解き明かしている。

だから、以下の有名な言葉は(生物学的に)間違えなのですって。
①「アダムがその肋骨(あばらぼね)からイブを作り出した」:旧約聖書
②「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」:ボーヴォワール

以上でした。(^^;ゞ

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