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2012年3月22日 (木)

古筆手鑑(こひつてかがみ)展へ。

Ticket古筆(こひつ)手鑑(てかがみ)とは、現代風に簡単に言うと「日本の名筆アルバム」。
その展示会が3月25日(日)まで出光美術館にて。

昨日、日比谷図書館に本を返しに行った時、割引券をもらったのでお昼時間に見てきました。

出光美術館は帝国劇場のとなり、場所が良いのでテーマが気に入ると寄りますが、展示されているアルバム(古筆手鑑)の中の国宝、見努世友(見ぬ世の友)は出光美術館が所蔵してます。さすが財閥!(下の写真)↓

"古筆"というのは単に古人の筆跡と言う意味ではなく、平安・鎌倉時代の名筆で、主に仮名文字が中心。
あの美しい平安仮名の巻物などですが、江戸時代初期以降、多くの愛好家が細切れに切断して分け合ったという。

巻物や冊子それ自体が国宝級なものを、細切れにしちゃうなんて…驚きですが。

"手鑑"は、古筆の愛好者が切断された断片を集めて観賞用に貼り込んだ帖、つまりアルバムのこと。武家や公家は子女を嫁がせる時の大切な調度品の一つとしたそう。

Minuyonotomo

展示会の目玉は国宝2点、真贋を鑑定する古筆鑑定家による鑑定用の手鑑です。

Kohitsu_001_2 "断片"にも名前があって、古今和歌集など書のお手本にして習ったけど「高野切(こうやぎれ)」なんてあるのは、高野山に伝わった一断片。また、所蔵者の名による「本阿弥切」や、切断した時より「昭和切」など呼ばれています。

今まで印刷物では何度も見ていたものを目の前にすると、やはり興奮します。
時間がないので、1時間以内で観て来ようと思ったけど、とてもとても。
皆さんじっくり見ているし、前に進まないし…。

このあと仕事があるので、焦ってきました。(笑)

まあ、我々現代人がなかなか知り得ない、日本文化の粋をたっぷり味わえました。(^^)v

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