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2014年6月23日 (月)

菜の花や月は東に日は西に 蕪村

今日は夏至も過ぎ、この句は季節はずれかも。(笑)

Buson01与謝蕪村(享保元年(1716)生れ)の有名な句。

面白いのは、安永3年3月23日に詠まれた句となっているのに対し、
月と日が同時に見えるのは、1774年5月3日では?と逆算された人もスゴイ。

一般の解説書では「のどかな田園の春の夕暮れの情景」、としてるけど、元は中国の詩人、陶淵明の詩から発想したものだと。
調べると、陶淵明(とうえんめい)(東晋末365年-427年)の「雜詩其二」に、

  白日淪西阿(白日 西阿に淪み)
  素月出東嶺(素月 東嶺に出づ)
  …
このあとずっと続くのですが、単なる情景でなく、自分の人生を返り見る詩で、大変興味をそそります。(日本語解説があるのでわかりやすい)

話が脱線しましたが、
菜の花の俳句にケチつける気は毛頭なく、蕪村に限らずこのようなことはよくあるでしょう。
ただ、背景など調べたおかげで良い勉強になりました。(^^;ゞ

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