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2015年6月18日 (木)

國井誠海先生「生誕百年記念展」へ

先日告知した通り
現代書の巨匠・國井誠海先生の「生誕百年記念100選展」が明日まで。

Photo今回もギリギリになっちゃいましたが、上野の森美術館へ行ってきました。

先生の書は、立派な作品集もいただいてあるので良く見てますが、初めて鑑賞できた作品もあり、今も新鮮。
同時に直筆は、力強い精気が漂ってくる。

先生曰く「現代書」の理念、
「書とは個展学習の再現のようなきれいごとではなく、今の言葉を書き、その文字に現代に生きる人の心を盛り上げる」

Photo_2デフォルメが凄くて読めない書もあるけれど、基本的には変体仮名など使わず、現代人にも理解しやすい書にしている。

これが大変難しいのですが、同じ現代書でも鈴木翠軒に師事した國井誠海先生と、
金子鷗亭流の近代詩文書とを比較すると、品格の面で、私は前者に好感を抱いているのです。

日展、毎日展、読売展などのヒエラルキー団体が、曲がり角に来ている気すらする今、
亡き先生の理念は、「書とは何ぞや?」を改めて姿勢を正して仰ぎ見るものでした。(^^)v

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