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2020年3月 1日 (日)

「魏晋遺風」:『壁に書かれていた王羲之の「書」』の番外編

先日書いた『壁に書かれていた王羲之の「書」』~<その2>の番外編です。

中国・浙江省上虞市「英台文化研究会」の陳秋強会長から、更なる情報を頂いておりました。今日は「新型コロナウイルス」で仕事はお休みにして、"お勉強"です。

Photo_20200301195701

陳会長曰く、梁祝(リャンチュウ)後に、唐代の詩人・劉禹錫が詠んだ詩『烏衣巷(ういこう)』から、東晋時代の王羲之と謝安の関係を読み解くことができます。

今の南京市は「建康」という名でした。ここに烏衣巷という町があり、南朝を代表する名門貴族で王導、謝安の一族が住んでいたのです。

※書聖・王羲之は王導の従甥に当たります。謝安は東晋の名宰相で、会稽(浙江省)上虞(じようぐ)に寓居、大人物と期待されながらも王羲之らと風流韻事の生活を楽しみ,"風流宰相"と慕われたとか。

現在、この地(南京)には「王導謝安記念館」があり、この詩を、篆書、楷書、隷書、草書体で書かれ「魏晋遺風」として展示されています。(上の写真)

02_20200302070601 烏衣巷 劉禹錫

朱雀橋辺野草花、烏衣巷口夕陽斜。  
旧時王謝堂前燕、飛入尋常百姓家。  

読み下し文:
朱雀橋の辺りは野草が咲き乱れ、烏衣巷の入り口はまさに夕陽が沈むところ。
旧時(かつて)王導と謝安の邸宅に棲みついていた燕たちは、民家を飛び交っている。

←左の書は、私も感化されて書いたもの、読みやすく行書体で書いてみました。

きらびやかな六朝時代の王家と謝家を懐古したものでしょうが、この詩のタイトルでもある「烏衣巷」も、記念館として?現地にあるようです。

Photo_20200301195702右の写真は「烏衣巷」の入り口で、右側の碑文は毛沢東の「書」だと!→
驚きです。一度行ってみたいですね。

暇つぶしであろうが、調べるといろいろな知識が付くもので、今日は充実の一日でした、と言えるでしょう?(笑)

 

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