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2020年5月 1日 (金)

蕪村の句『…月は東に日は西に』は、中国の詩人、陶淵明の「雜詩」に由来。

新型コロナウイルスでずっと外出を控え、自宅ではTVニュースやネットの情報が絶え間なく流れ続けるうちに、あっという間に5月になったような気がします。
 
Photo_20200502061601 私の場合、ストレス解消にはお習字(書道)で気を集中させるのが一番良い。
 
今日は、東晋(末期)の詩人、陶淵明(とうえんめい)の雜詩其二:『日月人を擲(す)てて去る』。
白日淪西阿 素月出東嶺
白日は西阿に淪(しず)み 素月は東嶺に出づ
 この後は遙遙萬里輝…と続きますが、長いので全文はこちらで確認ください
世の中の動きに取り残され、漫然と年をとってしまったことへの自分の半生を嘆いた詩のようだが、ふとしたら、このような心は現代の高齢社会にも潜んでいるかも?
陶淵明の素朴で地味な作風は当時の貴族社会からは評価されませんでしたが、唐代に入ってから評価が高まったらしい。
 
Photo_20200501202801 次に、与謝蕪村の俳句『菜の花や月は東に日は西に』を和風で書いてみました。陶淵明と違って蕪村の詩は明るく爽やかで、悲愴感のようなものは感じられない。

←「書」としては筆遣いを軽快に、我なりに詩のイメージを意識したつもりです。(笑)
 
ところで、前回触れましたが、この句は安永3年(1774年)3月23日に詠んだとなっているが、この年に月と日が同時に見えるのは5月3日でしょう、と逆算したスゴイ人がいるそうだ。(笑)
 246年後の今日は爽やかな五月晴れ。陶淵明の詩に浸るうちに、蕪村の名句で気分一新。楽しみながらの深掘りでした。(^_^)v

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