カテゴリー「書道・お習字」の464件の記事

2018年8月29日 (水)

書道展の準備-その1

唐詩選・張継の七言句『楓橋夜泊(ふうきょうやはく)』より、一行目の「月落ち烏(カラス)鳴いて 霜天に満つ」を書いてみました。ウォーミングアップです。

晩秋の厳しい夜空がジーンと伝わってきます(一年のうち自然の姿がいちばんもの悲しく感じられるとき)。実は書道展は11月末なので、ちょうど良いかな?と。

この詩の出だしは詠みやすいので、きっと学校で習って覚えているでしょう。

S・月落烏啼霜満天
(月落ちて 烏鳴いて 霜は空一面に満ちている)
・江楓漁火對愁眠
(川辺の紅葉や いさり火が美しく 眠れず)
・姑蘇城外寒山寺
(姑蘇(蘇州の古名)の郊外にある寒山寺の)
・夜半鐘聲至客船
(夜半の鐘の音が この船にまて伝わってくる)

※楓橋は江蘇省蘇州の楓江に架けられた橋
和訳に変なところがあればお詫びしますが、中国語で聴くとさらに美しくなるでしょう。

今は、半紙に下書きを何度も書いている段階で、イメージが固まったら、画仙紙(2×8尺)に一行で書く予定。

まだ時間がある、と言っても10月10日には表装に出さねばならないので逆算すると、書く時間が土日くらいしか取れないのでやはり大変。

出来ればもう一句書くつもりもあるのでどこまで可能か?頑張ります。(^_^)v

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2018年8月11日 (土)

中国大使館から『梁祝会』の渡辺明次会長に嬉しい招待状。

我ら『梁祝(リャンチュウ)会』の会長宛に、中国大使館から「祝賀レセプション」の招待状が送られてきたと喜びの連絡があり、今日その記事を「梁祝みんなのブログ」に載せたそうです。

詳しくは「中華人民共和国成立69周年及び中日平和友好条約締結40周年祝賀レセプション」  於:2018年9月27日ホテルニューオータニ「鶴の間」

このような招待状が渡辺先生個人に送られてきたのは初めてだそうで、それを喜んでいたのかと思いましたが、浅はかでした。
嬉しかったのは招待状の宛名で、渡辺明次の前に「梁祝会」と印字されていること。

Photo
「梁祝会」というネーミングがようやく市民権を得た?という感動でしょう。
さらに渡辺先生は、「この十数年、いろいろな人のひそかな応援や思いが裏にあることを思うと感謝と感慨ひとしおである」と語っておられます。

Photo_2正式名称は「梁祝文化研究所」ですが、思い出すに会を立ち上げた当時、私が勝手に「梁祝会」を揮毫して先生に贈呈しただけのこと。

それを渡辺先生は大切に、会がある度にお持ちになり参加されています。
右の写真は、渡辺先生が自宅のPCの前で撮った写真、フチがボロボロです。(笑)

私への感謝の念もくださって嬉しいですが、それより私は、この度の先生の喜びの方が嬉しいのです。(^_^)v

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2018年8月 8日 (水)

第36回・練馬書道展は11月28日から

36私も毎回出品している「練馬書道展」は、今年の春が延期になり11月28日(水)~12月2日(日)となりました。
会場は例年通り「練馬区立石神井公園ふるさと文化館」。

36_2今日その出品要項やハガキ、ポスターなどが一式届きました。

挨拶文には、「練馬区書道連盟として40年にもわたる練馬の文化人の方による輝かしい足跡を抱えた会です」

昨年から、女性(綱さん)を新会長に選出。その行動力は素晴らしい。新たに結成されたのは、練馬区文化団体協議会との共催、また官公書道連盟が後援。

Photoあ、ハガキには"ゆるキャラ"がついている!
練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」だそうで、これだけでも新しくなった感じがしますね。

理事の皆さんは各々社中の代表であり実力ある方々、練馬区書道連盟として会を重ねてきました。
小さな会ですが私にとっては自分を試す場。

本来練馬区在住が条件なのですが、出品希望の方はどうぞ。

私もこれから作品作りに精を出しますが、10月10日が表装の締切日というので、もはや時間が迫っているのです。
毎度こんなことではダメですが、奥の手は集中力かな?(笑)

右の写真は、前回出品したもの
あと2ヶ月、自分との戦いです。(^_^)v

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2018年8月 2日 (木)

「特別展」明治~昭和、近代書道の人々。

「毎日書道展」へは先週友人が再入選を果たしたので応援で見に行きましたが、そこは上野・東京都美術館。
今日は、同時開催している六本木・国立新美術館へ。前の招待券が使えるそうで。

Photo明治~昭和にかけての書道家の代表作を展示した、第70回記念の特別展『墨魂の昴』。
文人・政治家・宮家も含め、 錚々たる人物(64人の作品)が広々とした一室を埋めている。
その中で、西郷隆盛や大久保利通は名筆家でないけれど是非見たかった。

そもそも日本の近代書道は、明治13年、楊守敬が中国から持ち込んだ1万数千点の書によるもの。日本の(明治の)書道家たちはカルチャーショックを受けたのです。

それ以来、現代書道という取り組みが為されているわけですが、日下部鳴鶴をはじめとした大御所たちの真筆も目にしたいところで期待をこめて観賞して参りました。

Photo_2"写真撮影禁止"とあるので、残念ながら載せたのはチラシの写真ですが、実は、真筆を拝見するもなぜか感動するものがない。
西郷隆盛がお得意の「敬天愛人」も今まで写真で見たものをただ確認しただけ。↑

何て、私の見る目がおかしくなったのかもしれませんが、過去に写真版で見てきたものと現物とのギャップがない、自分の中で刺激がなくなっているのです。

Photo_3中林悟竹の「慈恵」、比田井天来の「龍跳」の大字もしかり、書道博物館の中村不折や副島種臣など形にこだわる書も飽きた。
ただし、感動したのもありますよ、西川春洞の隷書、安東聖空の仮名などは奇をてらっていなくて上品。
巌谷一六も良い、真筆がズシッと伝わってきます。

もちろん私の好き嫌いですが。どちらにしても、とても良き勉強になりました。(^_^)v

さてこれから、徒歩で中国大使館へ映画を観に!?行ってきます。(つづく)

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2018年8月 1日 (水)

正岡子規の暑~い俳句を一筆。

今日から8月、なんと朝7時から30度超えだと!

02そこで今日は子規の俳句から一筆、これだけ暑いとやけくそで書きました。
その勢いが出たような、「書」の出来栄えはその時の本音ですから(笑)

壁に貼って暑さ比べのにらめっこ。
背景の雲のパターンはいたずらです。

夏山や 雲湧いて 石横はる」子規
原文は石横たわるでなく、石横はる

解説:(中村俊定)
「夏山」雄大な夏山の全景を、白い入道雲を背景とし、夏草の緑に横たわる岩石を対照的に描き出している。雄大で強烈な夏山の印象が表されている句。

イヤー、気持ちばかりですがスッキリしました。(^_^)v

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2018年7月24日 (火)

「書」でみる、梁祝(リャンチュウ)一行の中国遠征!

このブログ限定ですが、勝手に特集を組みました。(笑)
戯曲・梁祝スタッフの中国遠征で、私が揮毫した「書」が出演し、活躍した報告です。

20180419三日前にリニューアルした「梁祝ホームページ」の内容は、今年4月に「戯曲・梁祝」スタッフが江蘇省宜興の「第四回梁祝演劇祭」に招待され初上演。それを中心とした訪中記録です。

写真-1.宣興到着前、途中の杭州東駅で上虞の英台文化研究会陳秋強会長から頼まれた書(中日文化使者)を受け取る息子さんの陳剣峰氏。

Geki02「日本梁祝文化研究所の訪中記録」として、梁祝ゆかりの地を訪れ、活動してきた記録で、昨年(2017年3月)、一昨年(2016年4月)の特集もTOPページに残してあります。

写真-2.ヒロイン祝英台(青井聡子)が中国語で詠んだ「窈窕の章(詩経)」

Staf02b面白いのは、渡辺先生の研究(梁祝三部作)によると、今回招聘された江蘇省宜興市は「もうひとつの梁祝ゆかりの地」として一目置いているが、現地ではここぞ「梁祝発祥の地」としている。

写真-3.舞台の後の記念写真、華夏梁祝文化研究会の重鎮を囲んで。手にする書は、字幕に使った:窈窕の章(詩経)。

Watanabe01b現に昨年訪中した浙江省寧波、上虞の地こそ梁山伯と祝英台の故里に間違いないのだが、お祭り規模は宣興の方が凌駕しているような。

このところは大変興味深いもの。
渡辺先生の著書『梁山伯祝英台伝説の真実性を追う』を読めば、
このようなことがまだまだ溢れているのだから、奥深いのです。

Photo写真-4.華夏梁祝文化研究会に梁祝本と書を贈呈する渡辺明次日本梁祝文化研究所長(中央)、左隣が今回招聘くださった路暁農先生

写真-5.同じく華夏梁祝文化研究会の重鎮に、「梁祝会(日本梁祝文化研究所)」の活動を報告し、題字の「書」を披露する渡辺明次所長(中央)。

というわけで、私の「書」もいろいろお役に立ちました。(^_^)v

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2018年7月22日 (日)

第70回・毎日書道展、今年も連続入選。

Photo_3友人で仮名書道を習っている須藤さん。去年初出品で初入選、今年も連続入選だというので、
酷暑の中、夕方行きますと3時半ごろ到着予定で家を出たらまだ全然涼しくない。

しかも上野・東京都美術館へはJR公園口なら楽だけど、地下鉄だと這い上がる、まるで登山です(笑)

そんなことは言ってられないと、汗だくで会場入り口に辿り着くと携帯で連絡。

2shot彼女の書はずっと見てきたけど着実に上達している、筆圧も出て締り、見栄えがしてきました。

01_5入選が10回以上で会友(無鑑査会員)になれるとか?
毎日書道展のシステムは先日招待券を頂いた時に書きましたが、
会員や会友、受賞者など上位の書家たちは六本木の国立新美術館に展示という日本一のマンモス書道展です。

どちらも同時開催しているわけですが、国立新美術館のほうでは、特別展示「墨魂の昴ー近代書道の人々」という明治維新以降の書家や西郷隆盛などの書も展示されているという。
この招待チケットはそこでも使えるし、8月5日までなので後日観てこようかなと。

ところで、こちら上野の方では全国の高校生の優秀作や、23歳以下の入選作を展示している室(2階)に案内してくれました。↓

03その作品群を見るや、のびのびとした、思い切りの良い力強さに圧巻。
ただし作品は全て臨書(古典をお手本にして書く)。だからお習字的にみれば非常に質が高い。気になるのは、北魏の楷書の臨書がやたら多い、指導の問題でしょうか…

高校生のも、今までの学生という観念では語れなく、良くここまで指導していると思う、とても上手い、マンモス書道展の良いところかも。

さて、外へ出るのもまだ暑そう、冷たいジュースなどお茶して出ることに。
今日は最後まで案内いただき、ありがとうございました。(^_^)v

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2018年6月27日 (水)

毎日書道展に今年も入選!の友人須藤さん。

昨年、毎日書道展に初出品で初入選された須藤直美(雅号:惺香)さん。
今年も入選だそうで、連続入選じゃないですか!素晴らしい。

Photo今日、招待券が届きました、第70回「毎日書道展」です。

写真は1年前の入選作品の前で

今年も、入選作品を観るのが楽しみ。

ところで、招待券を見るたびに驚くのは、毎日書道展のマンモスぶり。

須藤さんは一般公募、かな書の部のⅡ類に入選ということで、
7月19日~25日まで上野・東京都美術館に展示されます。

しかし、会員の作品は7月11日~8月5日まで六本木・国立新美術館で同時開催され、役員、名誉会員など上層部及び各大賞受賞者の作品が、会期中通しで展示されますが、その下の東京展会員と、各賞受賞者の作品は前期と後期に分けられる。
さらにその下の会員、会友となると、
前期、後期の中でⅠ部、Ⅱ部と計4つに分かれ、展示日もそれぞれ異なるのです。

Photo_2←この送っていただいた細長い招待券は、それら全てに入場できるものです。

しかしそれだけでなく、8月以降~12月まで、全国9箇所を廻る地方出品者の展示となります。

つまり、気が遠くなるほどの膨大な点数(組織)ということ。
日本の"書道文化"はこんなヒエラルキーの中で盛り上がっているのです。

まあ、日本一の「毎日書道会」に物申すつもりもありません。
それより彼女が日々努力し、一歩一歩進んでいる姿を応援しているのです。(^_^)v

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2018年6月25日 (月)

揮毫した題字「漢語角読書会」

これは、一昨日に参加したイベント(第一回「漢語角読書会」)の題字。

201806dokusho_2
イベントの様子は当日のブログに書いたので、今日は書の説明です。
使用した紙には丸い紋章のような地紋がうっすらと見えるでしょう。

Photo中国では紙の色が真っ赤だったり、絵柄もはっきりしたものを良く見ますが、
私は紙や絵柄が派手なのは、あまり好きではない。

この紙は「瓦当紋(がとうもん)」と言って、瓦(かわら)に彫られた絵柄を配置したもの。
しかも「金紋様」なので、書いた墨の上に金粉を撒いたようにみえます。

Myhpもちろん書道用品店で買えますが、私は日本橋小伝馬町の「小津和紙」のほうが書道用紙以外の紙も色々見れて楽しいのでいつもこの店で。

とはいえ、さほど珍しいものではなく絵や模様が透かしになっている便箋などは見たことがあるでしょう。

←せっかくだから自分のHPの表紙にも載せました
HPに載せるには横長に書いたもの(扁額など)のほうが見栄えが良い。
ただし、その他のページは相変わらず未更新、大昔の古いままです。(笑)

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2018年6月16日 (土)

我レ遂ニ古希ト成ル(笑)

古希(古稀)は七十歳の称、その出典は、唐の杜甫の詩・曲江(きょっこう)で、「人生七十古来稀」。人生七十歳まで生きている事は稀(まれ)だという意味。

Photo_4今の七十歳はちっとも稀じゃないけど、一筆書きました。(写真は合成)→
自分で書くものじゃないのかな?(笑)

この詩の全文は
朝囘日日典春衣 毎日江頭尽酔帰
酒債尋常行処有 人生七十古来稀
穿花蛺蝶深深見 点水蜻蜓款款飛
伝語風光共流転 暫時相賞莫相違

で、大ざっぱな詩の意味は、
仕事から戻ると毎日のように春着を質屋に入れて川のほとりで泥酔して帰る生活。酒代のツケはそこらじゅうにあるけど、人生七十まで長生きなんて稀だから今のうちに楽しんでおきたい。蝶々やトンボ、素晴らしい景色、全ての自然は移り変わっている。少しの間でも、お互いそむかず認め合っていたいものではないか。

Photo_2詩そのものは味わいがあって、中国語で詠むとさらに良いのでしょうが、
酒に飲まれて借金を重ねても気にしない。みたいな、とんでもない話?(笑)

杜甫の大酒飲みは知ってるけど、なんでこれが我々の「称」になるの?
なんて、また一つ年をとってつい愚痴っぽくなっしまったかな。(^^ゞ

※ついでに、久しぶりに「愛」の字も書きました。

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