カテゴリー「書道・お習字」の457件の記事

2018年6月27日 (水)

毎日書道展に今年も入選!の友人須藤さん。

昨年、毎日書道展に初出品で初入選された須藤直美(雅号:惺香)さん。
今年も入選だそうで、連続入選じゃないですか!素晴らしい。

Photo今日、招待券が届きました、第70回「毎日書道展」です。

写真は1年前の入選作品の前で

今年も、入選作品を観るのが楽しみ。

ところで、招待券を見るたびに驚くのは、毎日書道展のマンモスぶり。

須藤さんは一般公募、かな書の部のⅡ類に入選ということで、
7月19日~25日まで上野・東京都美術館に展示されます。

しかし、会員の作品は7月11日~8月5日まで六本木・国立新美術館で同時開催され、役員、名誉会員など上層部及び各大賞受賞者の作品が、会期中通しで展示されますが、その下の東京展会員と、各賞受賞者の作品は前期と後期に分けられる。
さらにその下の会員、会友となると、
前期、後期の中でⅠ部、Ⅱ部と計4つに分かれ、展示日もそれぞれ異なるのです。

Photo_2←この送っていただいた細長い招待券は、それら全てに入場できるものです。

しかしそれだけでなく、8月以降~12月まで、全国9箇所を廻る地方出品者の展示となります。

つまり、気が遠くなるほどの膨大な点数(組織)ということ。
日本の"書道文化"はこんなヒエラルキーの中で盛り上がっているのです。

まあ、日本一の「毎日書道会」に物申すつもりもありません。
それより彼女が日々努力し、一歩一歩進んでいる姿を応援しているのです。(^_^)v

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2018年6月25日 (月)

揮毫した題字「漢語角読書会」

これは、一昨日に参加したイベント(第一回「漢語角読書会」)の題字。

201806dokusho_2
イベントの様子は当日のブログに書いたので、今日は書の説明です。
使用した紙には丸い紋章のような地紋がうっすらと見えるでしょう。

Photo中国では紙の色が真っ赤だったり、絵柄もはっきりしたものを良く見ますが、
私は紙や絵柄が派手なのは、あまり好きではない。

この紙は「瓦当紋(がとうもん)」と言って、瓦(かわら)に彫られた絵柄を配置したもの。
しかも「金紋様」なので、書いた墨の上に金粉を撒いたようにみえます。

Myhpもちろん書道用品店で買えますが、私は日本橋小伝馬町の「小津和紙」のほうが書道用紙以外の紙も色々見れて楽しいのでいつもこの店で。

とはいえ、さほど珍しいものではなく絵や模様が透かしになっている便箋などは見たことがあるでしょう。

←せっかくだから自分のHPの表紙にも載せました
HPに載せるには横長に書いたもの(扁額など)のほうが見栄えが良い。
ただし、その他のページは相変わらず未更新、大昔の古いままです。(笑)

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2018年6月16日 (土)

我レ遂ニ古希ト成ル(笑)

古希(古稀)は七十歳の称、その出典は、唐の杜甫の詩・曲江(きょっこう)で、「人生七十古来稀」。人生七十歳まで生きている事は稀(まれ)だという意味。

Photo_4今の七十歳はちっとも稀じゃないけど、一筆書きました。(写真は合成)→
自分で書くものじゃないのかな?(笑)

この詩の全文は
朝囘日日典春衣 毎日江頭尽酔帰
酒債尋常行処有 人生七十古来稀
穿花蛺蝶深深見 点水蜻蜓款款飛
伝語風光共流転 暫時相賞莫相違

で、大ざっぱな詩の意味は、
仕事から戻ると毎日のように春着を質屋に入れて川のほとりで泥酔して帰る生活。酒代のツケはそこらじゅうにあるけど、人生七十まで長生きなんて稀だから今のうちに楽しんでおきたい。蝶々やトンボ、素晴らしい景色、全ての自然は移り変わっている。少しの間でも、お互いそむかず認め合っていたいものではないか。

Photo_2詩そのものは味わいがあって、中国語で詠むとさらに良いのでしょうが、
酒に飲まれて借金を重ねても気にしない。みたいな、とんでもない話?(笑)

杜甫の大酒飲みは知ってるけど、なんでこれが我々の「称」になるの?
なんて、また一つ年をとってつい愚痴っぽくなっしまったかな。(^^ゞ

※ついでに、久しぶりに「愛」の字も書きました。

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2018年6月 5日 (火)

紫陽花の「暑中見舞いハガキ」が出来た。

"日本の夏"がそこまで来ましたが、暑中見舞いハガキ作るのはちょっと早かったかな?常識的には、梅雨明け~立秋(今年は8月7日)までに出すのが「暑中見舞い」、立秋の後は「残暑見舞い」。

2019実は私の誕生日祝いに、娘からとても嬉しいプレゼントが届いたのでその礼状も兼ねて作っちゃいました。→

ハガキには「暑中見舞い」を入れず、俳句の下にお礼文を手書きすることに。

間もなく色とりどりのあじさいの花が見えなくなってしまうのはもったいないし…

作者:渡辺水巴(わたなべ すいは)明治15年(1882)~昭和21年(1946)、東京生。
句意:紫陽花(あじさい)の毬が白色から、にじみ出たようにみどり色に変わったのである。色彩の変化をとらえた、写生が行き届いた句。(かな墨場辞典より)

ところでこの書は数年前に揮毫したもので、今は私の手元にありません。
ただ気に入っているので、新規の絵柄と併せて新バージョンです。

梅雨季に心癒される、爽やかな紫陽花を思い浮かべ、
一足早い「暑中お見舞い」を申し上げます。m(__)m

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2018年5月24日 (木)

新規の揮毫は、瓦紋様の「瓦当紋」に。

今年の夏で11年となる中国語サークル「漢語角」、正式名称は「星期日漢語角」。

Photo私が主宰者の段躍中さんと初めてお会いし、題字を揮毫したのが2008年

それが右の写真です。→

10年経った今、(先日紹介しましたが)「漢語角 読書会」が発足します。その第1回の記念イベントが、来月23日開催されるので、私も参加することに。

Photo_2ついでに新しい題字も書いてみようかと思い、準備を始めました。

←と言っても半紙に下書きしただけ。

それより紙を少し凝りたいので、今日は創業360年の日本橋・小津和紙へ。行きつけの書道用品店とは違って、書道以外の色んな紙があるので見て廻るだけでも楽しい。

結局「瓦当紋」を選び購入してきました。

Photo_3瓦当紋とは、古色に染めた手漉きの画仙紙に瓦紋様(かわらもよう)を配置したもの。
起源は、西周後期頃と推定、春秋時代後期から戦国時代初期にかけ、華北の各地に瓦葺きが普及したという。

前回の紙とそんなに変わらないけど、これでだいぶ気分が乗ってきたような気がします。

書く楽しみが充満してきたら一気に書き上げますが、どうなることやら…(笑)

Photo_4
戯れに、半紙に書いた六文字をネットで探した瓦当紋の画像と合成してみました↑

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2018年5月19日 (土)

ジャズライブの店「Jazz38」(常磐線亀有駅下車)へ。

Photo_3ここは「イタリア料理とジャズの店-Jazz38」。

このお店の販促の仕事をしつつ、予定していた「星野由美子ジャズナイト」に行ってきちゃいました。
お客として行くのは去年の暮れ以来ですが、今日は一人。

ファンの皆さんは、だいたい花束を贈ります。でも花は気恥ずかしいので私の場合は書「日々好日」を贈呈。→
マスターも一緒に3ショット。

「日々是好日(にちにちこれこうにち)」が一般的だが、私的には「是」は省略し、「ひびこうじつ」。禅の言葉で、「好日」の意味は「良い日」ではなく、「何があってもありのままに毎日を生きることが素晴らしい一日」:それが「好日」。

02_2挨拶で「今日はバンドの一人が急遽出られなくてスミマセンが頑張ります」と。
でも、驚いたのはお客の中に、ミュージシャンの方々数人(ボーカルやピアノ)が来ていてゲスト出演で応援。

何と、私を知ってくれていたミュージシャンの方や、周囲とも楽しく盛り上がりました。
また、壁一面には、私が作った毎週のライブのチラシと今年の干支の「書」。
いつの間にか、ジャズメンバーになったような気分。(笑)

私とジャズは、ほど遠いのですが、こういう感じならひとりでも楽しい。
お酒も飲みつつ2ステージしっかり居てしまいました。

Photo_5最後はみんな立ち上がって踊りだす!

お店のママから「お酒いけるんですね!今度一緒に飲みましょう」は嬉しい。
星野さんはピアノ演奏中にも、贈呈した「書」を出して私にお礼を!

私こそ驚きと感動、ちょっとだけ目立ってしまいましたが…(^_^)v

Photo_4

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2018年5月 9日 (水)

「漢語角読書会」がスタート、その第1回イベントは。

「漢語角読書会」とは?一言で、「読書を通じ、世界を知り、日本を考える」市民団体。
発起人代表は、
丹羽宇一郎(元駐中国大使)、高原明生(東京大学教授)、石川好(作家)、関口知宏(俳優)、段躍中(日本僑報社編集長)こんなスゴイ方々が応援してくださる。

2016beそもそも「漢語角」は西池袋公園で毎週日曜日の午後、有志が集う中国語サークル。
スタートして11年目、雨の日も雪の日も決して休まず、メディアからも一目置かれるようになりました。
私も参加し、このブログで何度も紹介してきましたが、この「読書会」という新たな試みを基軸にさらに大きくステップアップしてゆくことでしょう。

20180623そこで「第1回・漢語角読書会」のチラシを作りました。→

日中対訳『大岡信 愛の詩集』発刊記念「朗読・トーク&サイン会」です。

大岡信は戦後日本を代表する詩人で、その愛弟子の陳淑梅さんが中国語に翻訳した日中対訳版の詩集。
この新刊本には、
陳淑梅さんとフリーアナウンサーの奈良禎子さんによる朗読CDも付いていて注目を集めているそうです。
そのお二人による「朗読・トーク&サイン会」が6月23日開催。
詳しくは、段躍中さんのブログに >>

陳淑梅(ちんしゅくばい)さんは、テレビ・ラジオの中国語講座講師などでおなじみですが、私は2年前、陳さんと翻訳家デビューされた重松なおさんの講演会に参加し、翻訳のお話を聴きました。

201605yaesu←八重洲ブックセンターでした。

奈良禎子(ならていこ)さんとの面識はありませんが、現在「FMえどがわ」
「あしたへ・・・笑顔・りんりん」という木曜日15:00~18:00のパーソナリティ。
6月14日(木)は、陳淑梅先生ゲスト出演(17:00~17:30) だそうです。

20080304logoもちろん、大岡信の世界をより深く味わうことが肝心ですが、
参加者定員が50名(先着)だから、「早く申し込まねば満員に!」と焦りますね!(笑)

←「漢語角」の10年間は、私も時々参加し応援してきましたので、思い出の写真をいくつか並べました。(^_^)v

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2018年5月 4日 (金)

改めて中川一政の「書」に惚れ込む。

ゴールデンウィークに入る前に、仕事でお会いしたお得意様に図々しくも買っていただいた、中川一政の「画」でなく『書の本』。

01大判でずっしり重い本、今日はゆっくりと鑑賞しました。
画家の書ですが、同じ力強さでも棟方志功の書とは違い、温かみのある独自の書風が快い。

昔から私の拙いHPに、中川一政の書「正念場」と井上有一の「貧」を讃えていますし、4年前にはブログにも書きました
今は、この豪華本を観ている自分が嬉しい。

Photo「書」というのは本当に不思議なもので、技巧に優れた書家の書を見るよりもずっと心が拡がる。

唐詩(魏徴の「述懐」で始まり)、万葉集、般若心経など、それぞれにこだわりを以って
中国や日本の様々な名文を書き連ねている!先ずはこれに感動しました。

Photo_5↑さらにページを捲っていくと、何と王羲之の「蘭亭序」も書いている(上の図版)。右に王羲之の拓本も載せました。→
「永和九年歳在癸丑…」

中川一政の書は、王羲之とは似ても似つかない独自の書だけど、こんな字は書けるものではない。
そして、素直に見れば観るほど心が癒され、豊かになった気さえします。

Photo_3←あっ、「諸悪莫作、衆善奉行」が出てきました。
一休宗純の掛け軸が有名で、これも昔から大好きですが、見比べて評価すること自体ナンセンスと咎める別の自分がいる。

ああ、あこがれますね、いつになったらこんな字が書けるようになるのだろう?何て!(笑)

さて、いつものごとく余談ですが、
この言葉は「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意、是諸仏教」と続きます。
意味は、「諸々の悪をなさず善いことを行い、自ら心を浄めるは諸仏の教えなり」。

調べたところ、道元は「正法眼蔵」で「諸悪莫作」の巻を設けてこの教えについて詳細に述べている。という面白い話がありました:
--------------------------------
Photo_4白居易(白楽天)が道林禅師に参禅した。
ある時、「仏法の大意とはいかなるものか」と問うと、道林は「諸悪莫作 衆善奉行」と答えた。
白居易は「そんなことなら、三歳の童子でも言えること」というと、道林禅師は「たとえ三歳の童子が言えたとしても、
八十歳の老翁でも行い難し」と答え、白居易は礼拝して去った。
---------------------------------------
というお話。
右の書(日蓮は…)はおまけですが、「いいね!」の気持ちで載せました。(^_^)v

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2018年4月30日 (月)

梁祝(リャンチュウ)愛情故事と、東晋の「書」。

こんな言葉があります、「六朝(りくちょう)の書、唐の詩、宋の画」。

Photo←我ら「梁祝会」の阿久津先生は、単身で上海観光を楽しみ、
その傍ら、先日の宜興市(中国・江蘇省)での戯曲「梁祝」舞台公演にも立ち寄り、楽しんで来られたようで。

最近、中国の書にも関心を抱かれ、上海博物館などでの情報を度々私に送ってくれます

梁祝愛情故事は"伝説"でなく、東晋の時代に会稽地区で起きた真の出来事だと。
約10年前に渡辺明次先生(梁祝会長)が、中国人も驚く論文を発表し、上梓して日本に紹介した最初の人ですが、
その話と"東晋の書"との関わりを知り、大いに興味を持ったのが私なのです。

Photo六朝(りくちょう)時代は貴族の世界。
東晋の宰相(謝安)と、悲劇のヒロイン祝英台の本家(祝家)は同じ上虞市にあり、親交が深かったという。
謝安は「梁祝」の事件を知り、祝英台の死を称え、義婦と命名し朝廷に上奏。事実その碑(義婦塚)↓が現存している。

Photo_4さらにこの史実を探っていくと、書聖・王羲之も登場するのだからほおっておけない!(笑)

阿久津先生はさすが研究熱心、王羲之や息子の王献之だけでなく、先日はメールで「謝安(しゃあん)は中国で書家としても知られているようです」と。

S私は昔から、謝安と王羲之は共に政治より詩や書を嗜むほうが好きということに惹かれていました。
ただし謝安は、会稽の名士たちのなかで第一の傑物と一目おかれ、
遊ぶ時はきまって数人の伎女を従える大通人だったと。(明の郭翊筆・謝安游東山図)→

Photo_2↑当時、渡辺先生が上虞の陳秋強(中国英台文化研究会)会長を訪ねた時、頂戴したという『上虞名人遺墨』を、私が譲ってもらったのですが、前半部分に謝安とその書(毎念帖)が載っています。

Photo_5実は後で知ったのですが、この本を編纂されたのが、今回書を頼んだ陳会長だったのです。

ところで、ふつう中国人名を日本では、王羲之(おうぎし)、謝安(しゃあん)などと日本語のルビで済ませます。
それだと「梁祝」の二人の主人公は、梁山伯(りょうざんぱく)と祝英台(しゅくえいたい)と読みますよね。
しかし我々は、梁山伯(リャンシャンボ)、祝英台(チュウインタイ)と中国語読みにして、二人の頭文字を梁祝(リャンチュウ)と読ませています。
その理由とは?
渡辺先生が(水滸伝の)梁山泊と間違えられるのが困るのですと。(^_^)v

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2018年4月26日 (木)

中川一政画伯の「書」集!?

昨日、突然お得意の社長からメールで今夜会えないかと!?
無理なら明日でも良いそうだが、やはり善は急げでOKしました。

02仕事の打ち合わせだと、いつも池袋の小料理屋「佐渡」ですが、今日は団体のお客が入っていてうるさい。
ゆっくり話したいと、メトロポリタンホテルのバーへ移動。

その途中(池袋西口公園)で古本市をやっていました。古本市ってふと欲しい本が見つかるものです。真っ先に私の目の前に現れたのがこれ。
昔から中川一政の絵も良いけど「書」が大好きで手にとって見とれていると、

03社長は、それ買いましょう。

え!?私がそんなに欲しそうに見えたのでしょうか?(笑)
値段を見ると、元の値段は3万6千円。それが1万2千円。ずっしり重い、お言葉に甘えて嬉しさもずっしり。

その後の仕事の話は、結構難問です、でも新規のご依頼としては嬉しい限り。

すっかり遅くまで話し込んでしまいましたが、明日からはご要望にお応えすべく、
ゴールデンウィーク(連休)も惜しまず頑張ります。(^_^)v

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